少女の世界(マサコ)

東京ライブにお越しの皆さん、来れなかったけど応援メールくださった皆さん、遠くの土地で「どうやろなぁ」と心配して下さってた皆さんありがとねー-!!皆さんの大小様々な念はちゃんと届いております。なかなか濃密な30分間を過ごせました。1月20日は吉祥寺MANDA-LA2でお会いしましょう!

さて明けて8日はホテルで偶然見ていた「スッキリ!」で紹介されたのを見て弥生美術館へ「”少女の友”展」を見に行きました。弥生美術館は東京の根津という東大のすぐ横、下町風情の静かな住宅街の中にひっそりと佇む、東京ならではという感じの小さな美術館でした。中原淳一松本かつぢという画家をご存知でしょうか。私はここで初めて知ったのですが、それはもう激しく心を動かされましたね。なんというかぁ…制約や抑圧ばかりの世の中においても何かを表現しようというパワーに感動のため息をつき続け、戦時中、青少年育成の害悪だと休刊を迫られながらもギリギリのラインでやはり聡明でかわいい少女の読み物という主義主張を守り続けた信念というか、もはや怨念に近い「少女たちによる少女っぷりの追求」に胸が熱くなりました。いつの時代もかわいいは正義です。

そして数十年を経て、当時の読者たちによる同窓会「101年目の友ちゃん会」が行われたそうで、その時の写真が展示されてましたが「かつての”せうぢょ”はおばあちゃんになっても少女なのだった」という「少女」に対する凄まじいモチベーションにまた激しく感動したのでした。はい。女は死ぬまでかわいいの正義を貫くべきなのだという生身のメッセージでした。本当に良い展示でした。

http://shojonotomo.jp/index.html