佐久間さんお疲れさまでした(シライシ)

1年近く闘病してらっしゃった佐久間正英さんが亡くなりました。タイフーンの「Here we go!」というアルバムでプロデュースして頂いていろいろとお世話になりました。出会いは5年くらい前にmy spaceという楽曲投稿サイトがあってミュージシャンは皆名刺代わりに自分の楽曲をアップしていたのですが、その際に「素敵な音楽ですね」とコメント頂いたのがきっかけです。その後ライブにも来て下さって、その後サーキュラートーンレコードという佐久間さんの自主レーベルにタイフーンも入れてもらえることになりました。最後に会ったのは早川義夫さんとの京都のライブで昨年10月です。打ち上げの最後に「せっかくの楽しい時間に申し訳ないが、みなさんと会えるのは今日で最後かもしれません」と言われたのが印象に残ってます。自分の迫り来る死を自覚してなおかつ自分以外の人に気を使って最後のあいさつをするってどんな気分なんだろう…と思ったりしました。でもFacebookなどで闘病を記されていて冷静に綴られているけれど孤独な戦いのようで、それがやっと解放されたのかなぁとも思います。今度は音楽の先人たちがたくさんいらっしゃる場所で賑やかにセッションをされることを願っています。ありがとうございました。


昨年10月京都での早川義夫さんとのライブ打ち上げの後で。


https://soundcloud.com/typhoonministers/girls-song
Girl's Song。「Here we go!」の中で一押しだと言ってもらえた曲です。佐久間さんがギターとベースを担当しています。