PL花火レポ(シライシ)

PL”特別観覧席日帰り8000円バス旅行”花火レポです。
ことの発端は祖父母を連れて行くべく予約した旅行、肝心の祖父母が直前キャンセルしたため、父母&私が取り残されてしまいましたが、結果から言えばお年寄りにはハードですね。至れり尽くせりでしたけど、まあチト無理がある部分もなきにしもあらず。出発は12時15分。自分の住んでるとこのすぐそばまでバスがピックアップしてくれます。我々が10分前に着くと、すでに乗客は乗車済み。さすが年配の人は早い!それからバスはあちこちピックアップ。高速に乗ったのはそれから1時間後でした。パーキングでトイレ休憩。一同14時ごろ現地到着。

現地に着いたものの、自由に下車させてはくれません。後から後からどんどん同じ旅行社のバスが到着。今日は明石や静岡などを含む各地からなんと160台のバスが集合するそうです。下の写真の右下はトイレ。90台あります。

普段は工事車両を止めておくスペースなんでしょうか、だだ広い敷地にバスがひしめき合っています。当然バスからは物凄い熱気です。「待ち時間はクーラーの効いた車内で快適にお過ごし下さい」との案内で集まってきた我々。内心(4時間そこらもエンジンかけっぱなしで停車してクーラーつけてバッテリー上がらんのやろか)と思っていたのですがやっぱり「バッテリーが心配なのでクーラー時々止めます。」との非情な添乗員。乗客のおばさん軍団が「詐欺や」とブーブー文句たれます。でも隣のバスがほんまにバッテリーが上がってしまい、炎天下の中、クーラーはおろか電気すら消えて乗客全員外に放り出されたのをみて、皆、大人しくなる。そしてお弁当。結構ボリュームがある。そうこうするうちに時は16時半。車内は生暖かいが、外よりは絶対マシ。で、17時を過ぎて「特別観覧席」に移動。「自由観覧席」と「特別観覧席」と2種類あってですね、「特別」のほうは少し歩いたところにあります。普段は材木置き場なのかな、なんか工事用のプレハブが建っていて、怖そうな人達と&コネに預かる仲間達でバーベキューやって盛り上がっています。そしてその敷地内には物凄い数のパイプ椅子。全部同じ旅行社の旅行客用です。

そこで19時半まで時間を潰す。一度日が傾くと苦痛ではなくなってきた。風も少し吹いて快適。客層はやはり50代オーバー80代といったところ。でもハッキリ言って大もうけですね。凄いなあ。

さて、日も暮れてきてビール飲みつつ待機。開会宣言とかやってるらしいが、わからない。そしたら突如ポポポポポと軽いジャブって感じの花火が。それからひたすら淡々と上がる。

大体昔ながらの単色の大玉中心。たまに派手な金色のが「バラバラバラ」という音とともに上がる。ひたすら上がる。でも全体に大きい。上手い具合に煙のないところで上がるのが凄い。

途中ナイアガラとかあった。今までみたことない巨大なナイアガラだった。最後にめちゃ明るい赤い色の花火があがっておしまい。空が真っ赤に染まった。クライマックスといえば金色のド派手なのが山ほど打ちあがって終わるという先入観があったので、意表をつかれた。私は知らなかったがこれは毎年恒例だそうだ。花火っていうか爆弾みたい。綺麗というより怖い。終わってまたまたパイプ椅子待機。勝手に動いたら怒られます。2時間ほどしてバスに戻れた。バスに戻っても夜11時までは規制が解けないのでバスは駐車場から出れないんだそうです。しかしながら11時過ぎに奇跡的に動いた。ゲート近くだったのですぐに出れたみたい。ラッキー。後ろの100台のバスよすまないね。隣のバスは彦根へ帰るらしい。明け方になるのではないだろうか。私達は11時に出発できたもので、12時半にはバッチリ地元に帰れました。花火の感想はねー、猪名川とか淀川、くらわんかの花火は「創作」っぽいんですね。ポップでキャッチー。なんか「イマドキ感」溢れるステージング。飽きさせない構成。PLはそんな花火自身の派手さはないが「大きな玉をいっぱい上げる」って感じです。でも時々歓声が上がるほどの派手なのを上げるんですね。緩急付けて。でも「緩」が少し長いかなぁ。最後の赤い爆弾は凄かったです。いやー疲れたけど、未だに疲れてますけど、よい経験だったと思います。でもみんな結構花火見物にお金掛けるんですね。私はやっぱり河原でごった返す中見るほうが「らしい」雰囲気でいいですね。年配の人は「座る」「待つ」をクリアーできる人ならオススメです。以上、花火レポートでした。

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