いろいろ思ふ(シライシ)

なんだか凄い勢いで駆け抜けた昨日から一夜明けて、マサコ殿は帰っていきました。昨晩ごっつい88鍵キーボードを担いで走ったのであちこち痛い。肩はまだしも足の付け根が痛い。これはもう荷物運びというよりもバーベル競技に近いかもね。足の付け根まで負担がかかるとは。バーベル挙げながら「やった!やったぞ!」と言って走る感じ。あまり他人がそうやってこっちに近寄ってきたら私なら逃げますけど。十三の道端にいたおっちゃんが「あれはな、琴やで、絶対。」と得意げに言っていましたが、ぶー。残念。キーボードなんですよ。


さて。昨日は楽しかったです。なんというかね。燃えている人々の中で切磋琢磨するのは楽しいですね。燃えてるって言い方すると押しが強く暑苦しい感じを想像するかもしれませんが、そうではなくて、皆さんごく自然に自分の設定した目標に向かって活動しているのですよ。あくまでその流れが自然でね。険険ガツガツして人に対しても疑心暗鬼になったりしないで、フツーにそこにいる感じ。まあ、もちろんバンドや活動をする上での試行錯誤ってのは誰しもあると思うんですが、それ以前の他人や自分自身に対する不安とか、そういう根本的な心配はもう既にしてないって感じかな。普通にどっしりと自分や自分の作品に対する自信があって、そういうのが今後のそれぞれの活動の筋道としてとてもクリアーな印象を受けました。混じりけなくすがすがしい。考えてみればやりたいことがあってそれをやるってのがそもそものスタートなんですけどね。しかしそのつもりがいつの間にか自分の中に篭ったり、他人を疑ったり、今以上のものを見たくなくなったり、褒めてばっかの人とばかりつるんでヌクヌクしたり、スゴロク的にはいろいろ活動においての落とし穴が開いてたりするんですが、それらをクリアしつつ尚、佇まいが普通。それが頭一つ飛び出るための条件なのだなあ、などと思ってみたりしましたよ。うちら的には持ち前のずうずうしさ満開で、イケてるバンドに向かって大砲(果たし状?)を打ち込み続けたいと思っています。