玉砕事変(シライシ)

えー新曲作ってます。それで昨日バンドで合わせてみましたよ。その中で1曲、最優先で悪戦苦闘しながら作って持っていった曲があるんですね。しかしながら相方に一網打尽にされて、あえなく玉砕しました。苦しまずに死んだって感じ。なんていったってですね、そのボツの理由というのが相方の口から立て板に水だっけ、スルスルスルーっと出てくるのですが、これがね、「うむー」「なるほどーー」「確かに・・・。」「言・わ・れ・て・み・れ・ば!」「そうかもねぇ。」「ムハー!」「いやーまいったねー」などとグウの音もでず、納得しまくりです。続いて「例えばね、これはこうなってるのよ、ラララー」と例題として歌手のサンプル曲まで歌いだす始末。しかし的確な指摘なんですよね、これが。納得しすぎて反論というか腹も立ちません。恐るべき洞察力。まあ、いろいろ相手のことについて指摘するのって嫌なものだとは思うんですけどね。どんぐりっていうんですか、背比べな感じの中でね。でもやっぱタイフーンを手に塩をかけて育てるには時として必要ですからね。まあそんなこんなで信頼関係が築かれるのです。しかしながらここで仮にあさっての方向のことばかり指摘するメンバーがいたら腹も立つし「大丈夫なんかいな」と信頼がボロボロと壊れていくのですね。恐ろしいものです。しかしもっと恐ろしいのは言いたいことも言わず築くものも築かず一緒にいるような雰囲気の中、バンドをやってる気分になってしまうことなのですよ・・・。そうならないように、常に自分らを客観的にチェックしあっていきたいものです。