なにかと大変で(シライシ)

1週間近くも旅行に行くことなんてあんまりないものだから、失われた「現実時間」を取り戻すのに労力がいるようです。そう、あの楽しかった時間は「4次元の世界」と呼ばせてもらいます。帰ってきたら仕事も連ちゃんであと2日残っているのですがすでにバテバテ。しかしエゾロックの刺激というのか頭の毛穴の栓がスポッと抜けたような感じで、いろいろと新曲ができつつありますよ。いろいろ浮かぶ。何かの拍子にガリゴリに固まって一方通行の考え方しか浮かばなくなった時は、思い切って全然違う体験をすると良いようですね。そんでもってそんな刺激を受けたときはその残り香の漂ううちに大量に作ります。とりあえず作る。出来栄えは気にしないで、何曲も同時進行で作ります。細かいことは気にしない。1曲づつキュキュっと磨きながら丁寧に丁寧に、うーんうーんと作っていくとロクなことにならないんですね。これは経験に基づく証言です。(別の名をこうはなりたくないという願望)。なぜなら1つの作品にキューッと焦点を絞ると「そんなこと作った人にしか絶対わからへんわ!」とつっこまれそうな無駄に独りよがりな「聴かせたいツボ」、いびつに凝っているわりにはバランスの悪い全体、はたまた時間かけまくってフランケンシュタイン並に部分部分を繕いまくった割にイマイチな感じなど、非常にマズーーな展開になります。モミモミしているうちに無駄に時間がかかるし。でも今はどんなに独りよがりに思い入れのあるラフ新曲でも相方が遠慮なく一刀両断にしてくれるので、そこらへんは安心していますけどね。ジェットスキーで飛び出していきそうなのをしがみついて止めてくれそうな感じ。