流行り廃れ(シライシ)

こないだの一口坂スタジオですが、もうすぐ閉鎖するらしいですね。素晴らしいスタジオなのにもったいない。閉鎖するということで閉鎖までは予約が込み合っているらしいです。大阪の大きなホールもだけど閉鎖というと「大変だ!」とばかりに反対運動とかね、バンド解散ライブでもそうですけど。「もっと行っとけばよかったー!!」って。もっと行ってないから解散するんじゃないかと思うんですが。でも個人的にはこういう動きには逆らわないほうがいいんじゃないかと思います。ものには流れがあって寿命もあるということで。倒れそうになっているものを一時の「かわいそう!もったいない」の感情で支えていても、やっぱり最後には倒れてしまうと思うんですね。でも音楽業界規模縮小の流れというのは、じわじわじわと音楽の居場所を確実になくしていますね。良い音楽を確実にキャッチして、それを数倍の価値にして広めるプロデューサー役がたくさんいれば良いと思うんですけど。まずもってプロデューサーや信頼のおけるレーベルにファンがつくというか。結局良いか悪いかなんて個人個人の口コミだし。ひたすら広告にお金出して売り出す昔ながらの「投資&回収」の流れは確実に悪くなると思います。逆にライブ人脈とかで良い噂が広まるのはホンモノでしょうね。