VOX HALL終了〜(シライシ)

いや〜楽しいライブでした。まめのきウェンズディもよかった!やっぱオリジナリティはんぱないから何曲でも聴いていたいと思いますね。でも、この日もっとお客さんいてもよかったのになぁ、もったいないな。VOX HALLは、すり鉢状のホールで鍵盤の手元の動きもよく見えて面白いんじゃないかしら。ちょうど、ホールの2階席からステージを見下ろす感覚に近いかも。

で、話し変わりますけど、VOX HALLのバンドとバンドの出演の幕間に近日出演予定のバンドのCMがスクリーンで音源付きで流れるんですけどね、どのバンドもカッコいいポップロックバンドなんですけど、なんせ数が多い!ぶっちゃけ曲調も似ている!この中から頭ひとつ飛び出すのは至難の業やな〜と心底思いました。で、それは今も昔もあんまり変わらない。だから、タイフーン結成時に「これだけは」って考えてたことなんですけど、自分のバンドのことを他人が説明するときに「良質なポップバンドです」って説明されないバンドにしようと。それは私が前にやってたバンドの反省なんですけど「良質なポップバンド」って説明って「私は人間です」くらい説明になってない。でも、それ以外には説明しようがないんですよね。だから+アルファ「ピアノとドラムの一騎打ち」みたいにとりあえず極端なことにしよう、と考えて(そのときメンバーが抜けたりもしたんですけど)とりあえずピアノとドラムの編成で曲を作っていくことにしました。そうしていくうちに、ピアノの特性とドラムの特性がうまく浮かび上がってきて、バンドのスタートラインとしてはオリジナリティを出せたかなぁと思います。で、そこから枝葉が分かれて今は昔ほどアバンギャルドさがないかもしれないけれど、根っこがそんなスタートだったもので、仮に普遍的な曲を作っても独自路線は引き続かれてるんかな、と。だからこの先、タイフーンがベースや補強キーボードなどが入っても、そのオリジナリティは維持されたまま進んでいけるんじゃないかと思っています。