ロックのまなこ(シライシ)
今日は日本ロック写真史という本を手に入れて読んでました。昔の日本のロックとか、私はあまりよく知らないのですがとても面白かったです。私、写真って好きだなぁ。動いてるその時代の一瞬を切り取るって素敵ですね。この写真、イキイキしているけれども自分はこの時代、この写真の枠の中には1度だって入らせてもらえないんだなぁとか若干ジェラシー感じますね。もう枠の中が世界で羨望の的ですね。布袋さんを撮っていたある写真家は「僕、撮るのに夢中になると「アーティストに群がるファンの、ファンのほうばかり追ってしまうんだよ。で、布袋さんに僕を撮りに来てくれたんじゃないのかい?って怒られるんだ」って書いてあったんですが、それも分かるな〜。その瞬間なら間違いなく「ギャー!」と言って熱狂してるファンの方が熱いオーラだしてそうだもんね。どうやって「生」を伝えよう?というのが写真家の目的なんでしょうね。それにしてもロックミュージシャンの目!俺には生きる目的があるのさ、みたいな強い目でかっこ良かったな。もう「カッコ付けないのがカッコいい」という時代も終わっていいんじゃないかな、と思いました。やっぱりミュージシャンにはスタイルや世界観も含め、かっこ良くキメてほしいですね。
- 作者: 撮影:伊島薫/井出情児/ヒロ伊藤/迫水正一/鋤田正義/平間至/三浦憲治/ハービー山口,君塚太
- 出版社/メーカー: ぴあ
- 発売日: 2007/07/28
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 9回
- この商品を含むブログ (8件) を見る