観察日記(シライシ)

ベランダの山椒の鉢にアゲハが卵を産んだらしく、例のモコモコ太ったイモムシがいました(小学校の時習った触ったら角出すやつね)。小さな鉢なので既に山椒はほとんど食べつくされていたので、今日更に山椒の鉢を購入。食べるのかと思いきや縦になったまま動かない。もしやサナギに!?意外と展開が速いですね。実は以前にも山椒に同じ種類のイモムシがいたんですが、2匹いたうちの1匹は鳥にさらわれ、もう1匹は孵化したタイミングが遅すぎ、羽が乾いてしまってダメでした。なかなか自然は厳しいものですね。孵化するタイミングって夜明けがいいみたい。それを計算した上で孵化しなきゃだめなんですね。あとツルっとしたところでサナギになると、これまた孵化した時に爪がひっかからなくて失敗しやすいらしいです。思えばそもそもあんな小さい山椒の鉢に卵を産んだ親にも責任があるのでは・・・なにせ幼虫はよく食べるので。と、まあ立派なちょうちょになるにはタイミングと運と計算力がいるんです。ここでそろそろサナギに・・とか、誰に教わるのかわからないですが、自然とは凄いものですね。さて、このイモムシは立派なアゲハになれるんでしょうか。